【2026年8月24日 ゴールド相場再分析】急落後にV字回復|4640直下は追わない
2026年8月24日のゴールドドルは、朝からかなり激しい値動きになりました。
9時台には4640.82まで上昇した直後、わずか15分ほどで4594.20まで急落。その後は再び買い戻され、11:04時点では4636.95まで回復しています。
短時間で40ドル以上下げ、その大部分を戻しているため、現在の短期方向は再び上向きです。ただし、価格は朝の高値4640付近へ戻っており、ちょうど強い抵抗帯の直下にあります。
そのため、今回の結論はシンプルです。
短期方向は上向き。ただし4637付近からの追い買いは見送り。
買うなら4624〜4630への押し目反発、または4641突破後のリテストを待つ。
朝の急落からここまで戻した強さは無視できません。しかし「戻りが強いこと」と「今すぐ買いやすいこと」は別です。今回は、確定した1時間足と短期チャートを確認しながら、追いかけずに待ちたい価格帯を整理します。
11:04時点のMT5取得情報
- 対象:ゴールドドル
- MT5正式銘柄名:
XAUUSDp - 取得日時:2026年8月24日11:04
- 現在値:4636.95
- スプレッド:0.35
- 本日の高値:4640.82
- 本日の安値:4594.20
取得範囲は、4時間足が8月12日以降、1時間足が8月20日以降、15分足が8月22日以降、5分足が本日7:00以降です。
11:00以降の1時間足、11:00〜11:15の15分足、直近5分足は形成中のため、確定足による構造判断には使用していません。
9時台の急落を、10時台の1時間足で取り戻した
今回の判断で重要なのは、10:00と11:00に確定した2本の1時間足です。
| 日本時間 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 9:00〜10:00 | 4624.11 | 4640.82 | 4594.20 | 4621.70 |
| 10:00〜11:00 | 4621.70 | 4637.23 | 4607.82 | 4631.80 |
9:00〜10:00の1時間足は、4640.82から4594.20まで大きく振れました。一時は約46ドルの値幅になりましたが、終値は4621.70まで戻しています。
朝の分析で買いの無効化水準としていた4613より上では確定しました。ただし、買いの確認に使っていた4624より下だったため、この段階では「反発はしたものの、まだ買い条件には足りない」という状態でした。
続く10:00〜11:00の1時間足では、安値を4607.82へ切り上げ、4631.80で確定しています。4594.20から4607.82へ安値を切り上げ、終値も再び4630台へ戻したことで、短期的な方向は回復へ変わりました。
15分足で見ると、急落後のV字回復が分かりやすい

15分足では、朝の急騰、4594.20への急落、その後の回復を同じ縮尺で確認できます。
9:15〜9:30の15分足は4636.98から4604.29まで下落し、安値4594.20をつけました。その後は4600ドル台で下げ止まり、9:45〜10:00には4621.70まで回復しています。
10時台は一度4607.82まで押しましたが、10:45〜11:00の15分足が4631.80で確定。急落後の安値を更新せず、再び上値を試す形になりました。
4時間足では大局の上昇構造が続いています。一方、短期は4594〜4641の大きなレンジとして見るのが自然です。4594と4607を結ぶ上昇ラインも引けますが、接点はまだ2つしかありません。トレンドラインより、4624、4632、4641といった水平価格帯を優先します。
重要価格帯
- 強い抵抗:4637〜4641
- 上抜け後の目標:4650、4660〜4665
- 浅い押し目:4627〜4632
- 買いやすい押し目:4622〜4627
- 下落転換の分岐:4618
- 支持:4607〜4614
- 重要安値:4594
現在値4637付近は、朝の安値4594.20から約43ドル戻した位置です。上昇の勢いは強いものの、すぐ上に本日の高値4640.82があります。
ここで買うと、最初の抵抗までの利益幅が小さく、損切りだけが遠くなりやすいため、損益比のよい場所とはいえません。
本命は4624〜4630への押し目買い
現在の第一選択は、4624〜4630までの押し戻しを待つ方法です。価格が同価格帯へ来ただけでは買わず、確定した5分足を2本確認します。
- 価格が4624〜4630へ下がる
- 1本目の5分足が支持帯を試し、陽線かつ4628より上で確定する
- 次の5分足が反発足の高値を終値で上回る
- 買い候補:4628〜4633
- 損切り候補:4617以下、または実際の押し安値の1ドル下
- 第一利確:4640付近
- 第二利確:4650
- 第三利確:4660〜4665
- 無効化:15分足が4618以下で確定
4640は現在値から近いため、主な利確目標は4650以上です。確認が終わった時点で価格が高くなり、4660までの利益幅が損切り幅の1.5倍未満になる場合は見送ります。
5分足は押し目を作らず抵抗へ近づいている

5分足では10:50以降に上昇が加速しています。
10:45〜10:50の足は4618.45で確定しましたが、10:50〜10:55には4628.57、10:55〜11:00には4631.80まで上昇。11:00以降も4637付近へ伸びています。
方向だけを見れば買いですが、押し目をほとんど作らず4640の抵抗へ近づいています。朝の急騰直後と同じように、ここから飛び乗ると高値づかみになる可能性があります。
4641突破後の買い戦略
本日の高値へ再び触れただけでは、上抜けとは判断しません。次の条件を順番に待ちます。
- 15分足が4642より上で確定する
- 4637〜4642へ押し戻される
- 5分足が陽線で4641より上へ戻る
- 次の5分足が反発足の高値を終値で上回る
- 買い候補:4642〜4646
- 損切り候補:4632以下
- 利確候補:4660、4672〜4675
- 無効化:15分足が4632以下へ戻る
4642を超えた瞬間に成行で追うのではなく、一度上抜けた価格帯が支持へ変わることを確認します。急落と急回復が同じ日に起きているため、フェイクの上抜けには特に注意したい場面です。
回復に失敗した場合の下落シナリオ
上向きへ回復しているとはいえ、4637〜4641で再び強く拒否される可能性もあります。
15分足が4624以下へ戻り、その後4624〜4630への戻りも止められた場合は、回復失敗として短期下落を警戒します。
- 4624〜4630への戻りが止まる
- 5分足が陰線で4624以下に確定する
- 次の5分足がその陰線の安値を下回る
目安は売り候補4619〜4623、損切り候補4633以上、利確候補4610、4600、4594です。15分足が4632より上へ戻れば、売りシナリオは無効とします。
さらに4607を15分足で下抜き、その後の戻りも失敗する場合は、4594.20の再試行を警戒します。ただし、4時間足の上昇構造に逆らう売りになるため、買いシナリオより慎重に扱います。
現時点では「待つ」が最適
11:04時点のゴールドは、急落後の回復によって短期方向が再び上向きになりました。しかし、4637付近は本日の高値4640.82とほぼ同じ価格帯です。
今からの追い買いは、利益を狙える余地に対して損切り幅が大きくなりやすいため見送ります。
- 4624〜4630への押し目を待ち、5分足2本の反発を確認する
- 4642を15分足で突破した後、リテストを待つ
- どちらの形にもならなければノートレード
朝の急落から短時間で戻したことで、買いたくなる場面ではあります。しかし、勢いに乗ることよりも、自分が決めた価格と確認条件で入れるかを優先したいところです。
相場は一度急落した後で値幅が大きくなっています。実際に検討する際は、スプレッド、確定足、損切り幅を改めて確認し、最低1.5Rを確保できなければ見送ります。
※本記事はMT5から取得した価格データをもとにした相場分析であり、特定の売買や利益を保証するものではありません。注文操作は行っていません。最終的な投資判断はご自身で行ってください。
