【保存版】移動平均線(MA)完全ガイド!SMAとEMAの違いから「勝てる」使い方まで
「ゴールデンクロスで買ったのに、すぐに下がって損切りになった…」
FXを始めたばかりの頃、誰もが一度は経験する失敗ではないでしょうか。
移動平均線(MA)は、世界で最も使われているインジケーターです。
しかし、使い方を一歩間違えると、それはただの「遅れてついてくる線」になってしまいます。
この記事では、教科書的な知識だけでなく、「今日から実戦で使える」移動平均線の見方を、主婦トレーダーの視点も交えてわかりやすく解説します。
1. 基礎編:SMA(単純)とEMA(指数)の違い
移動平均線には大きく分けて2種類あります。
どちらを使えばいいのか迷う方も多いですが、結論から言うと「デイトレードならEMA(指数平滑移動平均線)」がおすすめです。

SMA(単純移動平均線)
- 特徴:変化が緩やか。ダマシが少ない代わりに、反応が遅い。
- 向いている人:長期投資、スイングトレード。大きい流れをゆったり見たい人。
- 弱点:急騰・急落時に線が追いつかず、エントリーチャンスを逃しやすい。
EMA(指数平滑移動平均線)
- 特徴:直近の価格を重視して計算するため、反応が早い。
- 向いている人:デイトレード、スキャルピング。早くトレンドに乗りたい人。
- メリット:トレンド転換をいち早く察知できるため、損切りも早く判断できる。
私のような兼業トレーダーの場合、限られた時間でサクッと利益を取りたいので、反応の早いEMAを好んで使っています。
2. 設定数値の目安(聖杯はないけど王道はある)
「何日の移動平均線が最強ですか?」とよく聞かれますが、正解はありません。
大切なのは「世界中の多くのトレーダーが見ている数値を使うこと」です。
みんなが見ているからこそ、そのラインで止まったり反発したりするのです。
- 短期:20 または 21
(ボリンジャーバンドの中心線も20が多いです) - 中期:75 または 90
(3ヶ月=四半期の営業日数が約60〜75日) - 長期:200
(1年間の営業日数が約200日。機関投資家が重視します)
まずは迷ったら「20EMA」「75EMA」「200SMA」の3本を表示させておけば間違いありません。
3. 実践編:グランビルの法則=押し目買い
移動平均線で最も有名なのが「グランビルの法則」です。
8つの売買法則がありますが、実戦で一番使えるのは「押し目買い(買いの法則2)」です。

なんでこれが勝ちやすいの?
移動平均線が上を向いているということは、「相場は上昇トレンド」だということです。
そのトレンドの中で、一時的に価格が下がってきて移動平均線にタッチした瞬間。
ここは、「トレンドに乗り遅れたトレーダーが新規で買いたい場所」であり、かつ「安く買いたい大口投資家が待ち構えている場所」でもあります。
だからこそ、レートが反発しやすい(=高勝率)のです。
これを専門用語で「移動平均線がサポート(支持線)として機能した」と言います。
4. 応用編:ダウ理論 × 移動平均線
最後に、さらに勝率を上げるための秘訣をお伝えします。
それは「ゴールデンクロス単体では信用しない」ということです。
ゴールデンクロス(短期線が長期線を下から上に抜ける)が発生した頃には、トレンドは既にかなり進んでしまっています。
初心者がゴールデンクロスでエントリーすると、「高値掴み」になりやすいのはこのためです。
正しい使い方の手順
- まずダウ理論で、相場の目線が「上」か「下」かを確認する。
- その方向に合わせて、移動平均線がついてきているか確認する(パーフェクトオーダーなら最高)。
- レートが移動平均線まで戻ってくるのをひたすら待つ。
- タッチして反発したのを確認して、下位足でエントリー!
インジケーターはあくまで「補助輪」です。
主役は常にローソク足(価格)だということを忘れないでくださいね。
まとめ
移動平均線は、シンプルですが奥が深いツールです。
まずはチャートに20EMAを表示させて、価格がどのように反応しているか観察することから始めてみてください。
「線にタッチしたら買う」のではなく、「線にタッチして、止まったのを確認してから買う」。
この一呼吸が、トレードの成績を劇的に変えてくれますよ!
